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格安SIMカードのメリットとデメリット

格安SIMカードのメリットとデメリット

・月額料金がお得!
・選択肢の幅が広い!

格安SIMカードにはこのようなイメージが定着しているかと思います。

しかし、いいことばかり並べられると、「本当?」と疑いたくなるもの。

何を選ぶにしても、
・メリット
・デメリット

この両方が揃って初めて「比較」ができるようになります。

そこで!

今回は、格安SIMカードについてメリットとデメリットをまとめます。
考えられるすべての要素を出すつもりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次
1.メリット
2.デメリット
3.まとめ

1.メリット

まず、格安SIMカードのメリットは以下になります。
1.基本料金がお得
2.選べる自由がある
3.契約期間が短い
4.オプションサービスが充実
5.端末に囚われない
6.データ量を調節できる
7.新しいサービスが続々登場


1.基本料金がお得
格安SIMカードの一番のメリットは、
大手キャリアに比べて基本料金がお得!ということです。

例えば、ソフトバンクとイオンモバイルを比較してみましょう。

格安SIMカードの会社ロゴ

どちらも音声通話とデータ量1Gがついて、その差は3,876円(税別)です。
基本料金だけ比べても、格安SIMカードの方が大手キャリアより1/3程度も安い。

大手キャリアでは、一般的にスマホとSIMカードがセット。
上記の差はさらに広がることが予想できます。

ではなぜこれほどの差が生まれたのか?

理由は2つ。
・設備投資がかからない
・人件費がかからない

格安SIMカードを提供しているのは、MVNO事業者です。
そして、MVNO事業者は固有の通信設備(中継基地)を所有していません。

通信回線は、ソフトバンクのような大手キャリアから借りているためです。
通信設備がなければ、建設費やメンテナンス費などの設備投資はほとんど0円となります。
また、MVNO事業者の多くは、一部を除いて店舗を準備していません。
そもそも従業員の数が少ないのですから、それだけ人件費の節約にも繋がります。

このように限りなく経費を削減できているからこそ、
格安SIMカードの一番の強みである「格安」が実現できているのでしょう。


2.選べる自由がある
格安SIMカードを提供するMVNO事業者の数は、
・mineo
・イオンモバイル
・DMMモバイル

など少なくとも十数社存在しています。

いわゆる大手キャリアと呼ばれるのは、
・ソフトバンク
・ドコモ
・au

の3社のみ。
この差から考えても、プランの数は比較になりません。

また、大手キャリアでは、基本的に「端末+SIMカード」とセットでの契約。
大手キャリアが取り扱っている端末しか選ぶことが難しいのが現状です。

反対に、格安SIMカードはそれ単体で契約できる場合がほとんど。
サイズさえ合えば、どの端末であっても基本的に使用することが可能です。
つまり、格安SIMカードには「選べる自由」があると言えます。


3.契約期間が短い
契約期間が短いというのもまた、格安SIMカードのメリットと言えます。
「この期間内に解約したら解約金がかかりますよ」という期間のことです。

大手キャリアでは、多く「2年間の縛り」が存在しています。
仮に縛りがなくとも、その分だけ基本料金が高くなることがほとんど。
これでは乗り換えたくても思うように選べなくなります。

もちろん、格安SIMカードにも契約期間が決められているものはあります。
それでも、多くが1年未満。
大手キャリアの半分以下と短い設定になっています。
格安SIMカードの醍醐味は、自分に合ったサービスを自由に選べるということ。
契約期間が短いというのも、「自由」を考えるなら当然なのかもしれませんね。


4.オプションサービスが充実
格安SIMカードでは、大手キャリアにはない独特のオプションサービスが充実しています。

例えば、
・mineoの「5分かけ放題サービス」
・DMMモバイルの「バースト機能」

などです。

mineoの「5分かけ放題サービス」・DMMモバイルの「バースト機能」

「5分かけ放題サービス」とは、5分以内の通話なら毎回無料
「バースト機能」とは、低速通信時でも一時的に高速通信が可能。

MVNO事業者の多くは決して、元々通信事業者だったわけではありません。
例えば、イオンモバイルであれば、親会社は「イオン株式会社」
スーパーや総合商業施設を運営する大手企業です。

このように様々な業種から参入できるというのも、
格安SIMカードに新しいアイディアが多く集まる理由なのでしょう。
大手キャリアにはなかった、そんなサービスを選べるのは大きなメリットですよね。


5.端末に囚われない
先述した通り、格安SIMカードの多くはSIMカード単体で契約が可能です。
これは、大きささえ合えば、どんな端末であっても基本的に対応できるためです。

大手キャリアでは、縛りがある2年間は多くの割引プランが用意されています。
反対に、この2年間の縛りが終わると、途端に割引もなくなります。

この割引を目当てに、別の大手キャリアに乗り換える方は多いのではないでしょうか?

ただ、大手キャリアでの契約は、基本的に「端末+SIMカード」がセット。
乗り換えの度に端末代だけで、実質数万円かかることも珍しくありません。

その点、格安SIMカードでは、同じ端末を何年も使い回すことができます。
お気に入りの端末を手に、その都度、自分に合ったプランを選ぶ楽しみもあります。


6.データ量を調節できる

「格安SIMカードはデータ量が少ない」
そんなイメージを持つ方が多くいます。

これは決して正解とは言えません。

なぜなら、格安SIMカードのプランの多くは、
500MB〜50GBほどまで、必要なデータ量で契約できるためです。

あまりネットを利用しない方は500MBや1GBで十分。
反対に、動画をよく観る方なら、20GBや50GBという選択肢もあります。

また、格安SIMカードの中には、
DMMモバイルのように「バースト機能」がオプションサービスにあることも。
例え、1GBのデータ量で契約していたとしても、十分にネットを楽しむことが可能です。


7.新しいサービスが続々登場

格安SIMカードの興味深い点は、次々と新規参入が行われているところにあります。

LINEモバイルがおすすめ2016年9月、ニュースで話題になったのが、「LINEモバイル」。
名前の通り、大手アプリ制作会社のLINEがMVNO事業者として参入しました。

LINEモバイルの狙いは主に2つと考えられています。
・LINEやフェイスブックなどのSNSの使い放題
・スマホ普及率の増加

事実、LINEモバイルのサービスは、
・LINE、Twitter、Facebook、Instagramはデータ量を換算しない
つまりは、LINEを使用した通話やトーク機能も無料です。

事業への新規参入が増えるということは、市場に競争が生まれるということ。
私たち消費者にとって、メリットとなることが増えやすい環境と言えます。

ただやはり、格安SIMカードの一番のメリットは「格安」という点です。
毎月かかる携帯代は意外と家計を圧迫するものですから、安いというのは大きな違いです。

では、反対に格安SIMのデメリットはどんなことが考えられるのでしょうか。

2.デメリット

次に、格安SIMカードのデメリットは以下になります。
1.初期設定が面倒
2.LINEのID検索ができない
3.支払い方法がクレジットのみが多い
4.キャリアメールが非対応
5.機種によってはデザリングできない
6.通信速度が遅くなる可能性がある
7.サポートが不十分


1.初期設定が面倒
格安SIMカードのデメリットとしてすぐ思いつくのは、
・初期設定が面倒
ということです。

大手キャリアに契約すると、
初期設定は窓口のスタッフが代わりに行ってくれます。
電話帳や写真などのデータの移し替えをサポートしてくれる場合もあります。

この初期設定、機械が苦手な方にとってはかなり大変なのです。

先述した通り、
格安SIMカードはMVNO事業者がサービスを提供しています。
そして、MVNO事業者の多くは専門の店舗をほとんど準備していません。

つまり、窓口で懇切丁寧に教えてくれるスタッフがいない。
大手キャリアの対応に慣れた私たちにとって、大きなデメリットに感じられますね。


2.LINEのID検索ができない

LINEのID検索が使えないというのも、格安SIMカードのデメリットと言えます。

LINEのID検索では、年齢認証の必要があり、
これは大手キャリアでなければ対応していないためです。

大人同士なのにID検索できない。
正直、実際に体験すると少し悲しい気持ちになります。

ただご安心ください!

最近登場した「LINEモバイル」
LINEが提供しているサービスなので、
これなら格安SIMカードでもLINEのID検索が可能です。


3.支払い方法がクレジットのみが多い

格安SIMカードではよくあることですが、
・クレジットカード払いしか受け付けない
・クレジットカードの登録が契約には必須

などのデメリットがあります。

みなさん、格安SIMカードを求める理由は何ですか?

・少しでも基本料金を抑えたい
・自由にプランを選びたい

などでしょう。

クレジットカードを作れるのは、ある程度安定収入のある方だけ。
そもそもお金に困っている方では、審査に通るのは難しい現実があります。

「安さ」と「自由」、
両方を手にいれるためにどちらにも制約のあるクレジットカードが必要。
なんだかもどかしい気持ちになります。

もちろん、mineoや楽天モバイルのように、
中にはクレジットカードに関係なく利用できる格安SIMカードもあります。


4.キャリアメールが非対応

みなさん意外と知らないのが、
格安SIMカードではキャリアメールが非対応ということです。
・@softbank.ne.jp
・@docomo.ne.jp
・@ezweb.ne.jp

などです。

格安SIMカードを提供しているのは、MVNO事業者。
大手キャリアではないのですから、キャリアメールが使えないのは当然です。

これまで大手キャリアと契約してきた方の多くは、
当たり前にキャリアメールを活用してきた方たち。
格安SIMカードに乗り換えて、突然キャリアメールが使えなくて困るようです。

ただ、
・gmail
・Yahoo!mail

など無料のメールサービスもあります。

実際に使用してみると、意外とこれら無料サービスの方が使い勝手がいいもの。
格安SIMカードに乗り換えるついでに、思い切って登録してみるのも1つの手です。


5.機種によってはテザリングできない

格安SIMカードを使うと、機種によっては「テザリング」できない場合があります。
テザリングとは、スマホを中継機として、PCやゲーム機などをネットに繋げるサービス。

テザリングのイメージ
スマホの普及が進む現在、
仕事で外出中にテザリングを使ってPCでネットをするという方も多いはず。それができないというのは、不便を感じる方も少なくないでしょう。

一般的に、格安SIMカードを使用した場合、
ドコモ対応の機種はテザリングに対応していないことが多いようです。また、iOS8以前のiPhoneも基本的にテザリング非対応となります。

ただ、最近ではテザリング非対応の端末は少なくなってきています。
このデメリットは、そう遠くないうちに関係なくなりそうですね。


6.通信速度が遅くなる可能性がある

先述した通り、格安SIMカードは大手キャリアの通信回線を利用しています。
そのため、基本的に回線ごとの性能というのは大手と比べて大きな差はありません。

それでも通信速度が遅くなる可能性があります。

その理由として、
あくまで格安SIMカードで使用している通信回線の数は、
大手キャリアが所有する通信回線のごく一部であるためです。

例えとして、「道路」をイメージしてください。

車幅は同じでも、車線の数が違えば渋滞になりますよね?
1車線と3車線の違いです。

格安SIMカードの例え

このように格安SIMカードは、通信回線(車線)の数が少ないために、
一度に多くのデータ(車)が通ると遅く(渋滞)なりやすいのです。
頻繁に動画を観たり、音楽をダウンロードする方にはデメリットに感じてしまうでしょう。


7.サポートが不十分
初期設定でも紹介しましたが、
格安SIMカードを提供するMVNO事業者の多くは、
・店舗窓口
・電話窓口

をそれほど多くは設置していません。
設備費や人件費の削減こそ、「格安」の秘密の1つ言えるためです。

ただ、反対に店舗窓口や電話窓口がないということは、
・店舗でのカスタマーサービス
・電話でのお問い合わせ

などができないことになります。

当然、故障や設定ミスなどに対しての対応も難しく、
サポートが不十分または全くない状態になる可能性があります。

いざというときにサポートを受けられないというのは、大きなデメリットですね。

もちろん、MVNO事業者の中には多くの店舗を設置しているところもあります。
例えば、イオンモバイルは全国200カ所に店舗があります。
商業施設大手のイオンだからこそできるサービス展開ですね。

それでもやはり、サポート重視で選ぶのなら、
格安SIMカードよりも大手キャリアの方が安心ですね。

一番のデメリットは、「初期設定が面倒」ということだと思います。
店舗で丁寧に説明を受けられるのと受けられないの、その差は大きなものです。

3.まとめ

今回は、格安SIMカードのメリットとデメリットについてまとめました。

格安SIMカードを検討する際の参考にしていただけると幸いです。
ただ、ここで1点だけ注意があります。

それは立場によってメリットとデメリットは変わるということです。
Aという状況ではメリットだったことも、
Bという状況になればデメリットに感じられることは意外と多いもの。

ぜひ、今どんな状況で何を必要としているのか、
自分に合わせた上でメリットとデメリットを検討してみてくださいね。

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